H29年6月8日(金)
日経平均は少し下げて19909.26。前日より-75.36。
持ち株では、日本水産が急騰。
いい感じです(*´▽`*)でも、暴落も来てほしいです。
で、今回は投資の事は置いといて、、、
今更ですが、名作と名高い三国志マンガの「蒼天航路」を全巻購入して読んでます。
「三国志」を知らない方はほとんどいないと思いますが、もしあまり詳しくない方がおられたらウィキペディアを覗いてみてください。
三国志を超簡単に説明しますと、
古代中国を舞台に蜀の劉備玄徳、魏の曹操孟徳、呉の孫権がそれぞれ3つの国に別れて互いに中国全土の統一を目指す物語ですね。
三国志の漫画といえば、今回ご紹介する蒼天航路以外にも様々な作品がありますが、中でも横山光輝先生の三国志が有名です。
横山先生の三国志では、蜀の劉備玄徳を主人公としてメインに据えており、魏の総曹孟徳はどちらかといえば敵役として描かれています。
私のこちらの漫画を学生時代に読んでいました。理由は、なぜか学校の図書室にこの漫画が置いてあったのです。結構人気でよく借りられていましたね。
おそらくその影響が大きかったのか、
蜀=劉備玄徳=正義
魏=曹操孟徳=悪
呉=孫権=中立
といったイメージを今回ご紹介する作品である「蒼天航路」を読むまで強く持っていました。
ですが、この蒼天航路の面白いところは
なんと主人公が曹操孟徳なんです!
今までは悪役として描かれることの多かった魏の曹操が主人公となり物語が展開していくんですね。
すいません、ここで少しネタバレさせてください。
この漫画とても面白いです。
大事な事なのでもう一度言います(´・ω・`)
とても面白いです!!!
もちろん横山光輝先生の三国志も名作であることは間違いありません。
ですが、あえて苦言を申し上げるすればキャラクターの造形が似ているため淡々と物語が進む印象があります。
それはそれで非常に読みやすく、三国志初心者の方は大変とっつきやすいという点もあるでしょう。
逆に、この蒼天航路はとにかく登場人物が熱い!
〇若き日の情熱ほとばしる曹操
〇中国では神様扱い。みんな大好き関羽様
〇悪党なのは間違いない!が、悪党の美学をもつ董卓
〇どう見ても軍師に見えない魏の軍師郭嘉
登場するどのキャラクターも非常に魅力的に描かれています。
また行動がどれも破天荒!英雄たちのスケールの大きさが伝わってきます!
個人的な事ですが、私はあまり感情が表に出ません。幼少期の体験により出せないといった方が良いかもしれません。しかし、この登場人物達の生き生きとした姿は、そんな私に感情を爆発させるのが人生だ!人間の生きざまだ!と訴えかけてきます。
文明が発展した現在においても、三国志や戦国時代、江戸時代などに現代人が思いを馳せるのは、今のAIや機械だらけの時代にはない人間臭さ、その熱い生き様に魅力を感じずにはいられないのからなのでしょう。
会社や学校で嫌な事があったり、気分が落ち込んだ時はぜひこの漫画読んでみてください。英傑たちの生きざまに夢中になって、あなたの悩みがちっぽけに思えるかもしれませんよ。
ぜひ読んでみてください!お勧めです!